熱狂的なサイレント映画 @ ベルリン・博物館の島
熱狂的なサイレント映画 @ ベルリン・博物館の島
🇩🇪 メルマガ「ドイツもこいつも. . . 」No.153
すでに秋風が立つようになりましたベルリンから、こんにちは。
皆様お元気でおすごしでしょうか?
あの酷暑も、南ドイツと違い、ここ北ドイツは、数日で過ぎ去ったので、ラッキーだったね!と話しております。
さて、本日のお題は、「熱狂的なサイレント映画 @ ベルリン・ユネスコ世界文化遺産 /博物館の島」でございます。
先週末に、ユネスコ文化遺産で有名な、ベルリンの博物館の島の中庭で毎年8月末に開催される、ウファの映画フェスティバル、サイレント映画を見に行ってきました〜。
すでに夜の9時になりますと、ここベルリンは夜の帳がおり、絶好の映画鑑賞の雰囲気に包まれます。
ベルリンガイドとして、足繁く通った昼間に見る博物館の景色とは違い、建物も控えめにライトアップされ、ロマンチックな中、正面に映画のスクリーンがあり、左側にサイレント映画の伴奏をする演奏者の舞台がある, 良い席をゲットする事ができました。
3日間に及び、フェスティバルが続いていました。
そのうち最後の映画、トリを締めくくった「サンライズ」を鑑賞。
ムルナウ監督の『最後の人間』(1924年)が世界的な成功を収めた後、ムルナウは、その芸術性の高さを買われて、ロサンゼルスに移り、ハイウッドで、デビューを果たします。
ハリウッドでの初監督作品が、この映画『サンライズ ― 二人の人間の歌』でした。
この映画の原作は、自然主義詩人ヘルマン・ズーダーマンが1917年に発表した小説『ティルジットへの旅』で、ムルナウの脚本家カール・マイヤーが脚色したとのこと。
ニューヨーク・タイムズ紙は『サンライズ』を「映画史に残る傑作」と称賛し、特にムルナウがハリウッドの潤沢な資金力の中で、ドイツ時代の作品に匹敵する芸術性を備えた映画を作り上げた手腕を高く評価していたとのことです。
その崇高な演出と卓越した撮影技術により、本作はF・W・ムルナウの芸術作品における最高傑作であるだけでなく、映画製作における重要な業績としても高く評価されているそうな。
ムルナウのこの作品は古典であるだけでなく、サイレント映画末期における最も重要な作品の一つでもあると、スポンサーの Bertelsmann の方のお話でした。
あらすじは、田舎で休暇を過ごしていた都会の女性が若い農夫と関係を持つようになリます。この農夫は、若い女性に夢中になります。
彼女は彼に農地を売って一緒に都会へ行こうと誘い、一時農夫は農場を離れることを考えます。そして、近くの湖で妻を溺死させようと計画します。
ボートに乗っている最中、農夫は殺害計画を実行に移そうとしたのですが、妻は、夫の殺気に気が付き、ボートで夫の元からから逃げ出します。
その時、農夫は自分が何をしでかしたのかをようやく悟り、妻の後を必死で追います。
妻は都会へ行き、夫は、妻と巡り合い、また寄りを戻します。都会で気ままな一日を過ごし、最後は遊園地で楽しい時間を過ごし、幸せに再会した二人は、夜、湖を渡って家路に向かいます。
しかし、そこで、嵐が起こり、彼らの船は転覆。夫は、村人に助けを求め、夜中、湖に捜索の船を出し、妻を探します。、、、。
生演奏で、絶妙な感情の起伏も見事に音楽で表現した、エッケハルト・ヴェルク&サイレント・ライト・オーケストラは、まさに、スーパースターとして、映画が終了したあと、絶賛の熱狂的な拍手が、しばし鳴り止みませんでした。
この映画を鑑賞して、まるで、自分も、1920年代のベルリンに住んでいたかのような感覚に浸っていました。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また、次の「ドイツもこいつも」でお会いできれば幸せです。
SEE YOU SOON💙
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