祝💥ドイツ再統一30年✌️ベルリン光の祭典2020 💫 DVDアップしました! メルマガVol.17

グーテンターク!ベルリン観光通訳ガイドの後藤裕起子です。今日もニュースレター「ドイツもこいつもを開封してくださりありがとうございます。

 

このニュースレターでは、ドイツの国情やドイツに生きる人々の生き様を、皆様にお届けいたしております。😍

前回のニュースレターにて、ご感想を頂きありがとうございました。やはり愚作でありながらも、「DVDの方がわかりやすい!」この一言に励まされ、幻想的なベルリン光の祭典の一端をDVDに収めてみました。

本日のお題は、「祝・ドイツ再統一30年ベルリン光の祭典2020  DVDアップ致しました!💫でございます。

もう早いもので、ベルリンの壁が事実上崩壊した1989年11月9日から30年が経過し、今年の11月は、壁崩壊から31年の佳節を迎えます。

この30年の長〜い歴史を一言で語ることはできないのですが、それにしても日進月歩で、エクスプレッスもいいところ。。その分情報量も比例してまいります。。

年々ドイツは欧州の中で経済的なリーダー格として発展の加速度を増して行きましたね。また実際に欧州に住んでいると、欧州間が狭く感じられるようになりました。お隣同志の行き来が日常茶飯事という感じ。

欧州間ではパスポートコントロールはもう長い間なくなっており、国内に出かけるそんな気分です。

個人的には、私の人生にとって、偶然にも具にベルリンの壁の崩壊以前・以後をドイツの国にて実際に体験することができ、これは全く予期もしなかったことで、この偶然に心から感謝しているんですよ。複雑なことはお伝えできないまでも、知っていることだけでも読者の皆さまにお話しを聞いていただければ、最高に嬉しいです。

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さて、ベルリンの壁は、西ドイツで体験し、もう感無量で、感動の涙がハラハラと流れていったのを鮮明に覚えています。11月9日あたりに、場を設けてベルリンの壁の崩壊につきましては、詳細お話しさせていただければと思いますが、、。

1990年の翌年10月3日にドイツ再統一の日が決定。なぜドイツ再統一の日を決定するまでに、約11ヶ月の時間を費やさなければならなかったのか。その歴史は、1945年の7月16日から8月2日まで開催されたポツダム会談まで遡ります。

第二次世界大戦で敗戦国となったドイツは、無条件降伏をし、戦後は連合国の主要国であった、アメリカ・イギリス・フランス・ソ連(現・ロシア) の4カ国に統治されるようになります。その後ドイツは、西ドイツと東ドイツに分割して統治され、世界の権力構造がアメリカを中心とした西陣営とソ連を中心とした東陣営の二つの領域に別れていくと共に、ドイツも東西2カ国に分裂されていくようになりました。

もともと一つであった国が分割して統治されてしまい、東ドイツは共産主義西ドイツは資本主義という異なったイデオロギーがそれぞれの国に樹立されていきました。この二つのイデオロギーをベースに、第二次世界大戦後の核戦争と呼ばれていた冷戦が続いて行ったわけですが、ドイツはその両側に一足ずつ踏み入れていて、身動きのできない状況に置かれていました。

壁が崩壊した時は、ラッキーなことにソ連の首相がペレストロイカを提唱していたゴルバチョフ氏でしたので、自由化が進んでおり、西陣営3カ国プラスロシアの東陣営4カ国がドイツの再統一を認め、調印したっていうわけなんです。仮にロシアにこの自由化の波が押し寄せていなかったならば、ドイツの再統一はあり得なかったことでしょう。

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わずか一年の間に西と東に分割されていたドイツが再び一つになった、🇩🇪 そのお祝いの日が、来たる10月3日なんです。

ところで、2013年からベルリン市は、光の祭典・Berlin beleuchtet ・Berlin illuminated というイヴェントに取り組み始めました。今年で8回目になります。

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今年のテーマは、ドイツ再統一30周年の佳節を迎えたこと、そしてこのコロナ大感染で学んだこと、という観点から 「United 連帯・絆」に決定。

ベルリン市内の歴史的に意味のある建造物や場所がライトアップされ、そのイルミネーションをみんなで楽しもうよ!というそういうイヴェントです。

読者の皆さまに一目ご覧いただければと思い、欧州で一番美しいと言われているジェンダルメン広場を訪れ、幻想的なDVDゲットに挑戦してみました。激しい雨が一日中降り続け、ようやく雨の上がった土曜日の夜に撮影したのですが、やっぱり私の履いている長靴が、、。wow ☔

宜しければ、ご覧くださいませ。

 

ベルリン通訳ガイド 後藤裕起子

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