ドイツ中が固唾をのむ 彷徨えるクジラ
🇩🇪 メルマガ「ドイツもこいつも. . . 」No.143
ベルリン通訳ガイドの後藤裕起子です。今日もメルマガを開封して頂きありがとうございます。
さて、本日のお題は、「ドイツ中が固唾をのむ🐳 彷徨えるザトウクジラ」でございます。
北ドイツに面している海は、北海とバルト海だけです。この海には鯨は住んでおらず、ドイツに住んでいる人は、大西洋まで行かなければ、鯨に会うことはできません。
ところが、3月3日、バルト海に面するヴィスマール港で巨大な16mの身長・20トンの体重の巨大ザトウクジラが、初めて目撃され、海洋保護団体シー・シェパードの支援を受けて船で港湾から誘導されました。
この鯨の傾向性としてあげられるのが、群れを成すのではなく、孤独で、泳ぐという点があるそうです。捕鯨船等の船のスクリューに腹部が当たり、大怪我をしていたとか。
また、漁獲で使用する長い網を飲み込んでいて、その網が健全な呼吸の妨げになっているそうです。
ひとりぼっちで大西洋から、バルト海にまで彷徨い泳いできたんですね。。
😥
3月23日、ティメンドルファー・シュトランド沖の砂州に座礁。水路が浚渫された後、3月27日に砂州から脱出しました。
3月28日、ヴィスマール湾で再び座礁。一時的に脱出したものの、3月30日まで浅瀬に留まりました。3月31日の夜、再び動き始めましたが、西へ向かうのではなく北へ向かい、午後1時頃、バルト海に浮かぶポエル島近郊のキルヒゼー(湖)にたどり着きました。
鯨のオリエンテーションが狂っているとのこと。大西洋に戻る道がわからなくなった様子。
4月に入り、益々体力の衰えてきた、ザトウクジラは、あと余命幾ばくもないと言われ、静かに亡くなるのを待つしか無いという声も上がりました。
しかし、動物愛護家の方々が急いで署名を集め、裁判所に無力の政治体制に対して訴訟。裁判所も黙ってはおられず、民間の援助を許可いたしました。
そこに、二人のスーパーマンが現れ、1億円以上の寄付をしたのです!!
この間、ハワイから鯨の専門家を呼び、その専門家は鯨と会話をし、励ましましたが、延命はできないと見たのか、悲しいかなハワイに帰って行きました。
本日、4月21日午前の情報によりますと、「バルト海のポエル島沖で座礁したクジラは、依然としてキルヒゼー湾の入り口付近に取り残されている。
月曜日には水位の上昇に伴い一度は脱出したものの、数キロメートル進んだところで再び座礁した。狭い湾から脱出できるかどうかは、今後の状況を見守る必要がある。」とこのと。
このニュースにドイツ中の心ある人々が、固唾を飲んで、ザトウクジラの大西洋生還を毎日願っています。
ドイツの観光ガイドは私にお任せください。お問い合わせは無料ですので、お気軽にご質問くださいね。
心よりお待ち申し上げております。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
SEE YOU SOON💙
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