憧れのベルリン国立歌劇場をご訪問 🎭

先般、もうすでに20年以上お世話をさせていただいている、日本を代表する舞台機構に携わられている某会社さんのアテンドを承りました。

舞台を製作されていることからか、いつも感じるのは、社員の皆様センスがよく、品がおありになる、行けてます、。会社さんによってそれぞれカラーがございます。それももっともな話。。

ガイドにもその国のカラーがあるとか、、。ドイツタッチのガイドじゃあ、イタリアでは胡散臭く思われるでしょうし、パリあたりでは、どっとダサくなるのかも、、。

見本市がここコロナ禍では開かれておらず、その2年おきに開かれていた見本市が、また再開したということで、ご来独されました。
その見本市でのご視察に合わせて、私の方で劇場をご訪問いただいたり、また実際に歌劇をご覧になったりする、いわゆる視察旅行をお作りさせていただいております。

お客様曰く、「長い間、この劇場に視察に来たいと思っていました。ベルリン国立歌劇場には憧れがあり、また来たいです。」と❤️

そもそも舞台機構をお作りになっている方を魅了して止まないベルリン国立歌劇場には、どんな歴史があるのか。。

ウンター・デン・リンデン通りに面している劇場の正面

最初の建物は、プロイセンの国ができたのが1701年。その第二代の王様フリードリヒ2世の命により1741年7月に起工されました。建物は未完成ながら、1742年12月7日にカール・ハインツ・グラウンの『クレオパトラとシーザー』の上演で開場したそうです。

この上演が、国立歌劇場および16世紀に遡る起源をもつ管弦楽団の250年にわたる歴史の始まりでした。
欧州では一番長い歴史のある劇場だそうです。

その後、歌劇に合わせ、オーケストラの活躍で、ベルリンスターツオペラ(ベルリン国立、州立とも言います歌劇場)は、一世を風靡する用になったのです。

先日引退をされました、ダニエル・バーレンボイム氏も精力的にご活躍されていました。

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さて、歴史は再び遡り、劇場の創始者・フリードリッヒ2世は稀に見る文化人であり、貴族が演じていたオペラにも自ら参加なさっていたほど。。フルートの協奏曲も100曲以上作曲し、ヨハン・セバスチャン・バッハの手解きを受け、作曲もしています。

その当時からの建物が、もうどうしようもなく古くなり、もうずいぶん前から立て直しの話が出ておりました。文化遺産に指定されているため、勝手に建物を壊して、新たに建築することも許されず、結局2010年あたりでしたでしょうか、、建物の中の改築工事が開始となりました。

2017年に完成予定でしたが、資金不足で、完成の暁を見たのは、2021年の暮だったでしょうか?

アポロザールと言われるお客様を歓迎するときに使用したホール

いやはや、お客様のお供で、今回国立歌劇場の舞台裏を拝見。大感動でした。本物には、本物をマグネットのように吸い付ける力ってものがあるんですね〜。きっと

最新の技術をうまく取り込んで、反面見事に建物の外装は変えず!!私のような凡人ではとても体験できないようなことも、通訳ガイドをさせていただいていると、叶っちゃうんですね〜。。通訳妙味につきます。

お客様に大感謝の昨今です。

 

読者の皆様どうかお元気で!最後まで読んでいただきありがとうございました。

See you Soon

😀🇩🇪